元係長、「局長関与」供述、「勾留長期化怖かった」から(産経新聞)
障害者団体向け割引郵便制度をめぐり偽の証明書を発行したとして、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた厚生労働省元局長、村木厚子被告(54)の第9回公判が25日、大阪地裁(横田信之裁判長)で開かれた。偽造証明書を作成したとされる元係長、上村勉被告(40)が前日に続き出廷。村木被告の指示があったとする供述調書に署名した経緯について「勾留が長引くのが怖かった」などと詳述した。
この日には弁護側が、取り調べ当時に心境などを記した「被疑者ノート」を示しながら尋問。逮捕2日後は村木被告の指示を「認めなかった」と記入していたが、翌日は「責任を上に押しつけた形になってしまう」と揺れ、翌々日には「認めた」と記されていた。
上村被告は当時を振り返り、「上司に言われてやったとした方が世間的には仕方ないと思ってくれるかと思ったが、やはり違うことは違う」と当時の心境を吐露した。
このほか、上村被告は検察側の尋問で、勾留が長引くと思った理由について、平成19年3月と20年3月ごろにも、勝手に大臣印を押した公文書を作成・交付したことを明らかにした。上村被告は「申請はあったが間に合わなくなった。実害はなかった」と釈明した。
【関連記事】
・ 厚労元係長「自分一人で全部実行」 村木元局長の指示を否定
・ 郵便不正公判、検察側やや守勢 まもなくヤマ場の元係長尋問
・ 村木被告から指示なし 前任係長、障害者団体と面会は認める
・ 厚労省元部長が証言翻す 郵便不正、民主議員の口利き「なかった」
・ 郵便不正第4回公判 「証明書受け取り」で応酬
・ <弁護士>09年の懲戒処分76件 過去最多に(毎日新聞)
・ ヴァルター機関
・ 津波の避難者少なく「反省点」官房長官 チリ巨大地震(産経新聞)
・ チリ巨大地震 17年ぶり大津波警報 「規模+位置」日本に波及(産経新聞)
・ <お手柄中3生>火災の住宅から幼い姉妹ら救出 大津(毎日新聞)
この日には弁護側が、取り調べ当時に心境などを記した「被疑者ノート」を示しながら尋問。逮捕2日後は村木被告の指示を「認めなかった」と記入していたが、翌日は「責任を上に押しつけた形になってしまう」と揺れ、翌々日には「認めた」と記されていた。
上村被告は当時を振り返り、「上司に言われてやったとした方が世間的には仕方ないと思ってくれるかと思ったが、やはり違うことは違う」と当時の心境を吐露した。
このほか、上村被告は検察側の尋問で、勾留が長引くと思った理由について、平成19年3月と20年3月ごろにも、勝手に大臣印を押した公文書を作成・交付したことを明らかにした。上村被告は「申請はあったが間に合わなくなった。実害はなかった」と釈明した。
【関連記事】
・ 厚労元係長「自分一人で全部実行」 村木元局長の指示を否定
・ 郵便不正公判、検察側やや守勢 まもなくヤマ場の元係長尋問
・ 村木被告から指示なし 前任係長、障害者団体と面会は認める
・ 厚労省元部長が証言翻す 郵便不正、民主議員の口利き「なかった」
・ 郵便不正第4回公判 「証明書受け取り」で応酬
・ <弁護士>09年の懲戒処分76件 過去最多に(毎日新聞)
・ ヴァルター機関
・ 津波の避難者少なく「反省点」官房長官 チリ巨大地震(産経新聞)
・ チリ巨大地震 17年ぶり大津波警報 「規模+位置」日本に波及(産経新聞)
・ <お手柄中3生>火災の住宅から幼い姉妹ら救出 大津(毎日新聞)
2010-03-04 15:40
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0